シンガポールも通信キャリアは激戦です。
大部分の株を政府系投資会社が持ってるSingtelと
勢いをつけつつある庶民系2番手StarHubが戦ってます。
さながら日本でいうと
Singtel ≒ NTT & NTTDocumo
StarHub ≒ Softbank
のような感じです。
Singaporeの特徴は、2大通信キャリアの戦場がCATV市場になってる点です。
コンテツ争いが激しく、コンテンツの調達コストが上昇してるため、
経営を圧迫していると言われています。
例えば、最近、NBAのほとんどを放送していたESPNが
突然StarHubからSingtelに奪われてしまっていました。
そこでStarHubはESPNを含んでたスポーツチャンネルパックを
値下げし、その代わりNBAチャンネルなるものを交渉中です。
ワールドカップは両社がFIFAと共同契約しましたが料金がとても高いです。
真意は分かりませんが、シンガポール政府は両キャリアが別々に買っている
コンテンツをシェアするよう指導しています。その方がお客に安い価格を
提供できるからと言っています。
CATVではStarHubが一歩リードしているので私はStarHubと
すべて契約(携帯+インターネット+CATV)しています。
シンガポールは人口自体は多くはないので、
自国でコンテンツを作るビジネスも発達してません。
基本輸入ものばかりです。 国だけでの販売だと輸入コンテンツも
ユーザーにとって割高になります。
同僚はワールドカップはCATVで契約せず、
UHFのアンテナ買ってきて インドネシアからの
TV電波を拾って見てました。 (結構綺麗に見れるそう)
別の同僚は5分遅れのインターネットのフリーの
ストリーミングで見てるそうです。
こんな調子なのでコンテンツ料金
がなかなか下がらないのでしょう。。。
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