Sunday, March 27, 2011

国際メイド争奪戦

食あたりから復帰直後、木曜送別会、金曜も軽く飲んでまあ回復してきました。そんな土曜日の朝、新聞をみてて面白い特集が。シンガポールが国際メイド争奪戦に苦戦しているそうです。同僚も最近メイドは高くなっていると言ってます。最近、インドネシアのメイドさんは、給料や労働環境のいい香港や台湾に行ってしまうそうです。

シンガポールはインドネシアやフィリピンなどの海外から沢山のメイドさんの出稼ぎを受け入れてます。彼女たちは法律で雇用、労働を管理され、定期的な妊娠検査で妊娠が分かると強制帰国です。シンガポールでの労働環境は苛酷で、メイドさんに関するトラブル、訴訟、ニュースはよく見ます。休みが少ない、契約以外の仕事も奴隷のようにさせられる等。。

シンガポールでは、特にフィリピンの人は英語を話せるため需要が高いそうですが、彼女たちには今、香港が人気だそうです。さらに、シンガポールは23才以上という途上国にとっては決して若くない条件をつけているのもあり、(年齢詐称で若いメイドが来るのもシンガポールでは問題になっている)獲得は難しくなっているようです。


私もパートタイムで週末、掃除だけしてもらえないかと思ったのですが、シンガポーリアンの人はパートタイムでいろんな家での短時間の掃除や炊事をして働くことができますが、海外のメイドさんは雇用主(家主)以外の仕事をすることは法律で禁じられているそうです。



シンガポールで子供を持つことについて、よくシンガポーリアンと話すのですが、こちらも教育にはお金がかかります。しかし東京との大きな環境の違いは、1.両親が近くにすんでいることが多い、2.安価なメイドのマーケットがある、ことだと思います。しかし、ただでさえシンガポールも少子化に苦しんでいるのに、この国際競争は頭の痛い問題ではないでしょうか。。

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